お久しぶりです、高山です。
いきなりになりますが、シリーズ化している前期振り返りを初めて行きたいと思います!
前期の振り返り
難しさと悩ましさ
2023年度はコロナの規制がなくなり、大方が前の状況に戻ってきました。
自治会活動もそうですし、大学についても同じです。
前期は全員が就活や研究、実習、ゼミ、授業と何かしらの予定が詰まってる状況でした。
そのため、学生の取組である花壇では整備時期が遅れてしまったり、風鈴づくりワークショップでは広報がかなり遅れてしまうなど、連携がしっかりと取れていないことがありました。
また、全員で決定したことですが、朝の挨拶運動も週1になったことやラジオ体操も地域の要望から開催など、今振り返ると個人の「忙しい」や「できない(苦手)」に活動を合わせてしまっていたような気がしています。この点に関しては、地域のやってほしいと学生の擦り合わせがしっかりとできていなかったように思います。
取り組んだ活動においても、昨年度の最終報告会で次年度のモットーとして挙げた『「面白い」と「求められる」の融合』を作れなかったように感じています。
(ここでいう「面白い」とは学生の特技や興味を大事に自分たちがやりたい・楽しめる要素を指します。)
例えば、ラジオ体操をやってほしいと求められましたが、学生の「面白い」を組み込めず、ただやっていただけになっていたように思います。
どこの地域でも活動するとこの点は必ず課題として真っ先に挙げられていると思いますが、私たちのやりたいと地域のやってほしいの擦り合わせは地域における活動で一番難しくもあり、良い悩みでした。
嬉しさと楽しさ
前期は難しく悩ましいことだけではありませんでした。
もちろん嬉しく楽しいこともあります。
例えば、駈馬神事では事前準備や当日のお手伝いなど、回を重ねるごとに駈馬に関わる地域の方々に顔と名前を覚えてもらうこともできました。地域の美味しいお店まで教えてもらいました。
風鈴づくりのワークショップでは挨拶運動の短い時間だけでは話せなかったことも子どもたちと一緒に制作をすることで仲を深めることができました。
また、初めての地蔵盆では地域の方々からやり方や流れを直々に教えていただきました。
この嬉しさや楽しさは単発のボランティアではなかなか得られない経験です。
振り返りから言いたかったこと
これらの「難しさと悩ましさ」や「嬉しさと楽しさ」は授業等で地域に関わり、大方のことをやらせてもらえる「よそ者」の立場ではなく、3Lの「住む」立場だからこその良い悩みと地域に関わる面白さだと僕は捉えています。
これが正解と答えを出すものではないと思いますが、しっかりと悩み、2023年度が終わる際にこれで良かったと納得できるよう、後期は振り返りの反省点を活かし、悩み、楽しみながら活動に取り組んでいきたいと思います。