こんにちは!田村です。
先日、私たちが暮らす竹田学区の各町内会を対象に、「普通救命講習会」が伏見消防署にて開かれました。自分は田中宮市営住宅自治会の防災担当として参加しました。
竹田学区ではこれまで、防災訓練のみが自主防災学区の取り組みとして行われてきましたが、今回の「普通救命講習会」としては第1回目となるそうです。
講習では、1.成人に対する心肺蘇生法について 2.AEDの取り扱い
について消防署の方々より指導を受けました。
京都市には33の救急隊があり、1日あたり10件以上の出動があるそうで、コロナ禍を除き件数は年々増加しているとのことでした。京都市消防局救急隊が現場に到着するまでの平均時間は、約7分40秒と、全国平均の10分を大きく上回る速さだそうです。しかし、この数値はあくまで平均であり当然、より多くの時間がかかることもあります。また、傷病者に対し周囲の人々が救急隊の到着時間まで何もしないでいると、失われる命があり、一命をとりとめたとしても後遺症などが残る場合もあります。
今回の講習では私たち市民が正しく救命措置を学び、万が一の場合でも傷病者に対して一刻も早い救命措置を取ることで救われる命があるということを学びました。
心肺蘇生法、AEDのレクチャーでは他の町内会の方々とともに手順を学びました。いずれも自動車学校での講習以来となりましたが、周囲の安全確認や周囲への声かけなど、実際の現場で必要となるスキルを習得することができ、一個人としても大変貴重な機会となりました。
出来るだけ早い使用が求められるAEDは事前に設置場所を把握しておくことが重要で、京都市の場合、「京都市AEDマップ」からインターネット上で設置場所を検索できるそうです。
AEDに限らず、普段からの意識と備えを少しでも持つことが、緊急時の人命救助につながると感じました。
このあたりで失礼します、最後まで読んでくださりありがとうございました。