マクドによく行きます。特に締め切りが切羽詰まってるとなぜか行きたくなります。
私吉田は浅学非才な身なれば、よく切羽詰まります。つまり、よくマクドに行きます。
マクド、とこの文章では首尾一貫して用いたいと思います。
と言うのも正式名称はマクドナルド、これは万人が頷くところであります。ですが略すと、これが争いの種なのです。マクド、と略します。私はそうします。ところがとある人はマックと略すのです。マクドナルド、マクド、マック、ここに三名が鼎立する戦乱が巻き起こります。
マクドナルドは人名由来の店名です。スコットランドやらアイルランドやらを発祥とする「マック」系人名の一つで、マクダネル、マッカートニー、マクラーレンなどなど、多種多様なマックがこの世に溢れています。吉田みたいなもんでしょうか。意味としては「~の息子」という意味だそうです。
ここで、つまり私が言いたいのは、断固マクドであるということです。
マックと略すならば、一体だれの息子かも分かりません。偉大なるファストフードの王たるマクドナルドなればこそ、ドナルドさんの息子なのだということを、誠実に伝えていきたいのです。
*注記
以下の文章では敢えて、問題提起の意味も込めて、著者の考えを反映して、ビックマックをビックマクドと表記せていただいた。困ったことに私が大好きなハンバーガーはビックマックなのです。あろうことかビックマクドではなく。ご不快の方がいたら申し訳ない。なおこれを以て私や他の入居生のことを変人だと断じることのなきよう、くれぐれもお願いしたい。
3L APARTMENTには素敵で真面目でまっとうな人ばかりが入居しています。
今回は2つの全く別のテーマで同じ日に発表する必要があったので、マクドで作業しました。15分×2コマ、2テーマ、そう15分×2コマ、2テーマなのです。
マクドの良い所は手早くご飯も済ませられ、それがまた美味しくて、その上で作業できることです。あとコーラも飲めます。本物です。まがい物のゼロシュガーではなく。
この日はビックマクドセットを倍で食べました。
思い返せば、少し前に退去した高山さんと最後に食べたのも倍のビックマクドセットでした。ビッグマクドの唯一の欠点は、そのあまりの豪勢さ故に、具材がぽろぽろとこぼれ落ちて行ってしまうことです。これを評して高山さんは、ビックマクドを綺麗に食べるの人間には無理やと言っていました。
そんなことをしみじみ考える夜でありましたが、しかし迫るのは次の日に控える発表。そもそも発表やらプレゼンやらというものはそのテーマについて専心して、考えに考え抜いて、全くこの考えの中に浸ってこそ良いものになるものでありましょう。そう思えば、器用貧乏な二足のわらじなど到底無理です。無理なのです。
してみると、どうやら人間には無理なことが2つあるようです。1つは倍のビックマクドを綺麗に食べること。1つは異なる2つの発表を同日に行うこと。
科学万能のこの21世紀においても、いやはや人間には不可能も多いものです。よく心得て、来年度以降も3Lやその他学業に励まねばなりません。
3Lで言うならば、余り一緒にマクドに行ってくれる人がいません。
ミーティングの後にご飯に行こうとなっても、だれもマクドを候補にすら挙げないのです。まあマクドなどは取り立ててお誘い合わせの上お越しになる場所でもないので自然なのでしょうか。それでこそファストフードでしょうか。確かに私などもマクドに行く時にわざわざ3L入居生のグループに募集をかけることもないです。想像するだに恥ずかしい。
であれば、来年度は何となく連れ立った夕飯を食べに行くような機会をもっと増やして、すきあらばマクドに行く機会を設けていきたいと思います。